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出版社による内容紹介: |
本書は将棋の中盤から終盤にかけて、勝ちやすさということにスポットを当てた戦術書です。「駒の損得より飛車の効率」、「優勢なときほど単純に行け」といったテーマを全部で107つ、見開き2ページで解説しています。 将棋は方針をしっかり立てて指すのがとても大事なことで、本書ではそのために役立つ考え方と手筋をたくさん紹介しています。使える手筋の数々を身につけて、ぜひ実戦に役立ててください。 【目次】 取らせて働く遊び駒/1カ所でも主張点を作る/飛車成りだけは許さない/?桂さばき?で強気チャンス/角に狙われた金は逃げる/攻めると決めたら徹底強気/大駒を持てば方針が立てやすい/端不突きの美濃には強気攻め/成銀で玉頭制圧/囲い未完成の敵とは強く戦う/穴熊の端は受け過ぎくらい受ける/石田流が動く前に攻めろ/桂捨てで敵攻撃陣を崩す/多少の犠牲を払っても大駒の働きが大事/急所に厚みを作る/高美濃の桂頭は狙い所/角の犠牲で攻めをつなげる/美濃囲いのコビンは急所/受けに迷ったら大駒を抑える/4枚の堅い矢倉にはB面攻撃/端攻めの勝負手を事前に消す/駒の損得より飛車の効率/一方的に攻められる局面を作らない/無理気味でも相手の理想形は阻む/不利と思ったら単純な攻め合いは避ける/部分的な定跡手順に誘う/2枚の馬を自陣に引かせない/飛車攻めで局面打開/優勢な時ほど単純に行け/6四馬は天王山の位置/成果を上げた攻撃銀を守備に/飛車が直射している瞬間に強襲/ 香の反撃で継ぎ歩に対応/金を除去して厚み築く/桂は狙いを決めてから跳ねる/遊び駒候補は相手にしない/自陣に危ない駒を渡さない/右玉には強く攻め合う/大駒の活用が先決/相手の思惑を外す/強気の注文には強気で対応/固めて主導権を取る/8筋反撃は玉頭位取りの権利/歩の入る攻めを選ぶ/4枚矢倉にはB面攻撃/反撃含みの受けを探す/中段飛車で攻めをけん制/遊び駒に触らない攻め/先手を取れない斬り合いは避ける/皮を切らせて、大駒をさばく/作ったと金は使え/飛車の位置で勝負手を決行/変則手で局面を打開/食い付いて寝技を許さず/歩の巧技で局面をリード/一挙の駒得を狙わない/意表を突く、泥縄の受け/飛車2枚より馬2枚/不備な陣形を狙って強攻/相手の絶好打を消す/形を乱して流れを変える/玉頭戦の戦い方/▲3五角は好位置/攻め駒を責める受け/飛車も考えようでは香車 第2章 振り飛車編 テーマ66〜107 重い瞬間=大チャンス/危険な駒の処理を急ぐ/優勢の時こそ激しく攻める/多少無理筋でも主導権を握る/穴熊の金をはがせ/見慣れない形で粘る/穴熊では1手前に受ける/役目を果たした銀は受けに使え/陣形が整うまでは辛抱/相穴熊では相手に手番を渡さない/敵の攻撃陣を攻める/堅さを生かして豪快に/?敵陣を薄く?が実戦的好手/飛車のさばきを重視する/戦いの場所を作る/飛車をさばけば分かりやすい/迷った時のウサギの耳/玉頭金で急戦封じ/平成の新手筋▲7八銀/嫌みな空間を埋める/自陣の邪魔駒を消去/駒得で妥協しない/一段金には▲3五歩/左桂のさばきも時と場合/局面打開の桂高跳び/待ち受けている裏をかく/出遅れをとがめ、速戦即決/飛車の働きを大差にしない/勝負手は玉頭戦が効果的/複数の駒を残す/安全な玉の位置を探す/▲5五歩で混戦に持ち込め/拠点は早めに活用する/4四銀・2二角の瞬間をつけ/粘り強い4八玉型/歩切れは香で責めろ/自陣を整備し攻めの再構築/馬寄りに好手順あり/相振りは攻めの主導権が重要/駒の損得より分かりやすい局面/1手前に受けて緩やかな流れを作る/5五銀の存在が大きい |