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出版社による内容紹介: |
月刊「将棋世界」連載の人気講座がパワーアップし、書籍化。話題を加えたり選りすぐりのテーマで構成。また、羽生善治×谷川浩司座談会も収録して豪華な内容。 羽生善治、渡辺明、佐藤康光、谷川浩司、森内俊之、藤井猛の将棋界でもTOP6の棋士が、イメージの中の将棋観と読みや形勢判断の仕方などを語るシリーズ。トップ棋士の読みに、貴方も圧倒される! 【目次】 第1章 序盤戦 中原、驚きの勝負術/初手の戦略は/2手目△3二飛の奇手/居飛車穴熊に△6五歩急戦/2手目△6二銀は通用するか?/▲2五歩は決めるべき?/いきなり筋違い角で勝てるか?/後手番早石田は通用するか?/角頭歩戦法は通用するか?/プロに鬼殺しは通用するか?/▲2四歩の先攻は本当に先手悪い?/4手目△3三角戦法は成立する?/阪田三吉、端歩のナゾ・その1/阪田三吉、端歩のナゾ・その2/向かい飛車に突っ張る△4二玉 第2章 中盤戦 高野山の決戦/横歩取り△3八歩戦法は通用するか?/右四間飛車の成否は?/阪田三吉の一手損角換わり/加藤一二三九段の大長考/棒銀定跡の真相に迫る/大山-内藤の熱戦/山田定跡/対藤井システムの急戦1/対藤井システムの急戦2/櫛田流は居飛車穴熊に攻め勝つか?/ゴキ中超急戦の結論は? 第3章 終盤戦 鬼宗看の妙手/大山-升田戦の終盤/升田-大内戦の終盤/阪田名人の誕生を阻止した男/ゴミハエ論争の名局/最古の棋譜は現代にも通じる?/中原-米長、力の勝負/中原-大内の名人戦 幕間 「将棋観」読み/「将棋観」上達法あれこれ/「将棋観」勝負手/「将棋観」封じ手/「将棋観」千日手/「将棋観」理想的な時間の使い方は? 谷川浩司十七世名人×羽生善治十九世名人 座談会 ―21世紀の将棋を語る |
ユーザ名: | Micky |
棋力 (レビュー投稿時): | 上級 |
棋風 (レビュー投稿時): | 振り飛車党 |
良い点: | トップ棋士6人の大局観がそれぞれとてもよく表れている。 テーマも豊富な上に、棋士は各テーマでそれぞれ違った個性的な読み筋を披露していて、読んでいてとても面白い。 その他にも千日手や時間の使い方についての議論や、羽生×谷川の対談も載っていてボリュームがある。 |
悪い点: | それぞれの棋士の読み筋の意味を理解できないことが何箇所かあった。(トップ棋士の読み筋なので当然なのかもしれないのだけど・・・) 符号のみで数十手続くことも度々ある。 |
総評: | トップの棋士でも人によってこんなに読み筋が違うのかと驚かされる本だった。 テーマは多岐に渡っている上に豊富で、特に私は江戸時代の棋譜をテーマとして議論している部分が面白かった。江戸時代の棋譜の進行と現在のトップ棋士の読みを比べることによって、江戸時代と現代では大局観がどのように違っているのかを感じることができた。 有段者でないとトップ棋士の読み筋をしっかりと理解することはできないかもしれないけれど、それほどの棋力がなくても読み物として楽しめる本に仕上がっていると思う。 |
難しさ: | やや難しい |
評価: | |
投稿日時: | 2008-10-09 02:14:21 |