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出版社による内容紹介: |
将棋には、序盤・中盤・終盤と大きく分けて3つの段階があります。どの段階もとても大事ですが、勝敗に直結するという意味では終盤は特に大事といえるでしょう。将棋は相手より先に玉を詰めた方が勝ち、というゲームです。たとえリードを許していても相手玉を先に詰め、最後の最後で逆転に成功した時は本当にうれしいものです。逆に先に詰められたときは本当に悔しくなります。そういう悔しさも含めて、終盤のスリリングな戦いは面白く、それが終盤の魅力でもあります。 しかし、最初のうちは「終盤をどう指していいかわからない」「どうしたら勝ちが決まるのかわからない」と思い、苦手意識を持っている人が少なくないようです。終盤の面白さを味わえないのは、勝つ喜びも味わえないということになり、将棋の楽しさが半減しているようで、ちょっともったいないように思います。 よく耳にするのが、「決着のつけ方がわからない」ということです。駒の動かし方や基本的なルールはひと通りマスターし、序盤や中盤までは指せるのですが、そこから先になると「?」という感じです。これでは終盤の指し方を理解している人と対戦すると簡単に負けてしまうでしょう。また初心者同士の対局では、お互いに決着のつけ方がわからず、延々と駒を取りあったり、不必要に成駒を作り続ける終盤になってしまいます。 最初に必要なのは、詰めるという行為を覚えることです。詰めるとは王手をかけて玉の行き所をなくす、という意味です。この詰めるを覚えると「終盤どう指していいかわからない」あるいは「決着のつけ方がわからない」という問題は、簡単に解決されるでしょう。そして、詰みを理解したなら、それを原点に詰めろ、必至、寄せという勝つためのテクニックも身につけてください。これら終盤のテクニックの基本を身につけるだけで、苦手だった終盤はがぜん面白くなるはずです! 本書では詰みを始めとして、終盤のテクニックを分かりやすく解説しています。みなさまが棋力向上の一助となれば幸いです。 【目次】 プロローグ 終盤を知ろう 第1章 詰みを知ろう 第2章 詰めろを知ろう 第3章 必至を知ろう 第4章 寄せを知ろう 第5章 受けを知ろう 第6章 終盤力を身につけよう |