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出版社による内容紹介: |
■商品の説明 「本物の情熱」と「際立った個性」が新しい時代を創っていく 有限の盤上で無限に進化する世界から、我々は何を学び得るか。 トップ棋士と共に真理を探究した一年間の記録! 好きなものがありますか? 極めたいことは何ですか? ――ベストセラー『ウェブ進化論』の著者が「思考(アイディア)の触媒」として見つめ続けてきたものは、将棋における進化の物語だった。 天才の中の天才が集う現代将棋の世界は「社会現象を先取りした実験場」でもある。 羽生善治、佐藤康光、深浦康市、渡辺明ら、超一流プロ棋士との深い対話を軸に、来るべき時代を生き抜く「知のすがた」を探る。 たとえルールがわからなくても、「観る」面白さを知っている、すべての人に。 「私が本当に書きたかったのは、この本でした」――梅田望夫 ■出版社/著者からの内容紹介 数々のベストセラーで知られるWeb2.0の牽引者・梅田望夫氏の趣味は、将棋鑑賞。世界のビジョナリー(時代の最先端をゆく経営者)たちの戦略・発想・思考術を国内に紹介してきた梅田氏の目には、最高の知性が集い、「答えの出ない問題を考え続ける」将棋界こそ、一般社会でこれから起きる大きな変化を先取りした「実験場」であると映っています。 未刊の連載「変わりゆく現代将棋」を軸に、新時代を象徴する羽生善治の思想を考察した第一章、将棋を「指す」のではなく「観る」楽しみを説いた第三章と、「好きなものを極める」人生を選んだ素顔の棋士たちの魅力を綴った第四章。そして、著者自ら「ネットの優位を活かす人体実験」と称して、即時性+分量無制限の執筆に挑んだリアルタイム・ウェブ観戦記(第二章・第五章)、数年来の友人である羽生と、初めて仕事として顔を合わせ、語り下ろした対談(第七章)。トップ棋士たちの活躍でますます盛り上がりを見せる将棋界を舞台に、「ほんものの知性」から紡ぎだされる言葉の数々を凝縮したエッセイです。 本書を読むために、棋力(将棋を「指す」強さ)は関係ありません。コアなファンはもちろんのこと、子供の頃に指したきりの人、駒の動かし方さえ知らない人でも……まずはページをめくることから、超一流の世界への扉を開いてみませんか。 ■目次 はじめに――「指さない将棋ファン」宣言 第一章 羽生善治と「変わりゆく現代将棋」 変わりゆく現代将棋/予定調和を廃す緊張感/将棋の世界に革命を起こす/盤上の自由/イノベーションを封じる村社会的言説/将棋の未来の創造/オールラウンドプレイヤー思想/知のオープン化と勝つことの両立/高速道路とその先の大渋滞/将棋界は社会現象を先取りした実験場/ビジョナリー・羽生善治/二〇〇八年、ベストを尽くす 第二章 佐藤康光の孤高の脳――棋聖戦観戦記 第三章 将棋を観る楽しみ ネットの優位を活かす人体実験/修業ですから!/「将棋を指す」と「将棋を観る」/将棋を語る豊潤な言葉を/一局の将棋のとてつもなく深い世界/ネットと将棋普及の接点/出でよ! 平成の金子金五郎/金子の啓蒙精神/「現代将棋にも金子先生が必要です」 第四章 棋士の魅力――深浦康市の社会性 「喧嘩したら勝つと思うよ」/サンフランシスコの棋士たち/深浦康市の郷里・佐世保への思い/安易な結論付けを拒む「気」を発する対局者/現代将棋を牽引する同志/二つのテーブル/人生の大きな大きな勝負 第五章 パリで生まれた芸術――竜王戦観戦記 第六章 機会の窓を活かした渡辺明 終局後、パリのカフェで/「立て直せる時間があるかもしれない」/羽生王座への祝辞、十七年という長さ/「勝負の鬼」が選んだ急戦矢倉/若き竜王に大きく開いた「機会の窓」/初代永世竜王への祝辞、将棋グローバル化元年/少しでも進歩しようとすること 第七章 対談――羽生善治×梅田望夫 リアルタイム観戦記と「観る楽しみ」のゆくえ/揺れ動き続ける局面と、均衡の美/羅針盤のきかない現代将棋の世界/対局者同士が考えていること/雲を掴むように、答えのない問題を考え続ける/人は、人にこそ、魅せられる/けものみちの時代、「野性」で価値を探していく/「相手の悪手に嫌な顔をする」真意は?/盤上で、すべてを共有できるという特性/進化のプロセスを解析する研究者たち/コンピュータとともに未来の将棋を考える/指す者と、観る者の、これから あとがき――「もっとすごいもの」を |